2025.03.20 できたよ。#7 =TAKESHI=
3月はずっと死んでいたんだ。
今もまだ、ほぼ抜け殻かな。
理由は、3月頭に大きな仕事をやり終えたから。
そう、#7が完成したぜ。
この作品は自分にとって、最後の作品になっても良い、くらいの気持ちで作ったんだ。
そう書くと「おいおい、まだ早いぜ!」って声が聞こえて来そうだけど、そんな深刻な意味でない。
そのくらいの気持ちでって事。
だけど、その自分の心に反さない作品が出来たんだ。
オレと共に時代を歩いてきたみんなにこそ、この作品を楽しんで欲しい。
#7は、そんな作品。
2025.01.31 LIVE THE NEXT、そして#7へ =TAKESHI=
LIVE THE NEXT、集まってくれたみんな、ありがとう!
半年以上ぶりのライブだったけど最高だったね。
ひさしぶりのAA=の歪みを堪能してもらえたのでは。
スタジオ制作も良いけど、やっぱりライブは別格だね。
みんな、ありがとう!
そしていよいよ「#7」が発表されました。
コロナの時間を経て、AA=の本筋「#」シリーズのアルバムです。
どうやら随分と間が空いていたようだ。
5年半ぶりらしい。
そんなに空いていたのか。
そのおかげで、制作の方もやりたい事が溢れすぎて時間が足りないくらいです。
ライブでも新曲を1曲披露できたので、少しだけ#7のイメージを感じられたのではないかな?
期待していいぜ。
楽しみにしていてください。
これからは#7制作の大詰め。
今回のライブでみんなからもらったエネルギーをこの作品に注入して、最強のアルバムに仕上げます。
2025.01.18 2025年、始まりました =TAKESHI=
2025年、始まりました。
ゆっくりとしたお正月を過ごせたかな?
去年の始まりのような大きな災害はなくて、とりあえず良かったかな。
でも、まぁ世の中は相も変わらず色々と騒がしいけどねぇ。
今年のAA=はライブからスタート!
いいね。
なんか、やる気ある感じするね。
AA=の2025年はやる気に満ちた1年になる感じするね。
なるかもね。
たぶんね。
とりあえずLIVE THE NEXTはFIGHT & PRIDEぶりのライブになるので、とても楽しみにしています。
いい夜にするよ。
AA=の歪みを浴びるのを楽しみにしていてください。
みんなにとって実りと歪みのある1年になりますように。
2025年、始めよう!
2024.12.30 2024年、ありがとう =TAKESHI=
2024年も残すところ、あと1日。
みんなにとって、どんな1年でしたか?
良い事もそうでもない事も、まぁ色々あったよね。
自分としては、FIGHT&PRIDEと共に新たな幕開けとなった1年で、
ライブはそんなに多くは出来なかったけど、かなり充実の1年でした。
とある理由(笑)によってスタジオ詰めの毎日だったけど、自分の性分に合ってるので楽しい日々。
それを披露するのが今から楽しみだ。
そんなスタジオ生活の中で、重要な息抜きのひとつのはずのマンチェスターU。
うーん。
どうなんだ?
本当に大丈夫なのか?
とある理由の進行にも関わりかねないほどの微妙さです…。
横浜ベイスターズの優勝はハマっ子としてはやっぱり嬉しかったけどね。
2024年は能登の地震により始まるという大変な年でした。
日本では衆議院の選挙もあれば、米大統領選ではドナルド・トランプ再選など、政治的な動きも大きかった1年。
とくにシリアでのアサド政権崩壊にはとても大きな驚きを感じました。
最悪な独裁者アサドの蛮行はSNSなどで見ていたので、シリアの人々の喜びは本当に共感します。
ウクライナの状況は変わらずに難しく、パレスチナ・ガザも大変な状況。
平和は当たり前ではなく、世界は変わらず危ういと思います。
2025年は、果たしてどんな年になるのか?
とりあえずAA=/上田剛士としては活動的な年になるだろう、と予言しておきます。
楽しみにしていてください。
まぁ「オレとしては活動的」の注釈付きだけどね。笑
それでは皆さん、1年間ありがとう!
2025年は、さらに良い年にしましょう。
2024.11.04 LIVE THE NEXT決定! =TAKESHI=
次のライブLIVE THE NEXT決まりました。
はい、NEXTの名がついたライブです。
つまりそういう事です。
今回もブタさん、キャトられてますね。
NEXTの先の、次の世界に連れて行かれてしまいます。
その先がどんな世界かは、今のオレにはまだ分かりません。
まったく歪みの無い、清く澄んだ綺麗な世界かもしれません。
それはありません。
お楽しみに。
NEXTと言えば、我がマンチェスターユナイテッドもなかなか成績が上向かずテン・バグ監督が退任となりました。
ユナイテッドのNEXTはルベン・アモリム。
スポルティング・リスボンで素晴らしい結果を出している、これまでのユナイテッドの監督の中では最年少の39才の新しいボス。
評判を聞く限り、とても良さそうなのでとても楽しみだ。
いまいち元気のないチームにまたエネルギーが戻ってくると良いな。
それまでの暫定監督は愛してやまないルート・ファン・ニステルローイ。
オーレと同じ様に特別なメンバーの1人なので、彼のユナイテッドでの監督姿はたまらない物があるのです。
もう少し見たい気もするけど、仕方ない。
何を言ってるか分からない人が大半かもしれないが、良いのです。
スルーしてください。
衆議院選挙も終わり、今回の選挙には近年には無かった動きがありました。
悲喜交々、色々な意見や気持ちがあると思うけど、良い方向に進んでいくと良いよね。
自民党好きも嫌いも、保守も、左翼も、たまにトンデモも。
色々な人が居て成り立っているのがこの世界。
絶対的な正義や正解という物は、そうそう簡単に見つかる訳ではないので、みんなで迷いながら進んでいこう。
オレは今回の結果には、それなりに良い方向に一歩くらいは進めたかな?と感じてます。
次はアメリカの大統領選挙。
こちらは世界に対する影響がとても大きいのでまた違う緊張感があります。
結果により直接的に大勢の人が死ぬ状況にもなりかねないからね。
こわいこわい。
そんな訳で、オレはオレの道を今日も進んでいるので、みんなもそれぞれの道を楽しんで進んでください。
そして日々の色々な思いをライブでぶちまけよう。
もう、あなたの頭上にもUFOが来てますよ。
2024.09.29 Re-create =TAKESHI=
JUBEEのアルバムから提供曲「Re-create」のMVが公開されました。
JUBEEから「PICK UP THE PIECES」のJUBEEバージョンの依頼を受けた時、自分としては新しい曲を作りたいと思ったので、
この曲のアイデアを出してみたら気に入ってくれ、形になりました。
自分が好きだった初期ヒップホップの雰囲気とラッパーでいながらバンドへの愛着が強いJUBEEのキャラを考えて、
自分にしかできないサウンドを提案できたと思ってるんだ。
90年代に旧チッタで見たパブリックエネミーの衝撃は今でも鮮明だし、
MADではイベントなどでビースティ、サイプレス、ハウスオブペインなど最高なグループとも共にできた。
そんな自分の歴史の一面を少し形にしてみたいと思っていたんだ。
ちょうどいい機会だったので、形に出来て嬉しい。
サンプリング音も昔の音源を引っ張り出してきて作ったりしたので、もう趣味の領域かもね。笑
とはいえ、音は古臭い物ではなくて、みんなに気に入ってもらえるはず。
あの時代をリアルでは知らないJUBEEとこの作品を作れた事も、それだけで新しい意味があると思ってます。
ぜひ、少し懐かしくも新しいRe-create sound!!! みんな楽しんでください。
2024.08.30 8月も終わります =TAKESHI=
さて、またまたやってきた誕生日。
たくさんのメッセージありがとうございました。
恒例になっている、みんなとの例のアレも完了し、またひとつ大人になりました。
このタイミングは新しいプレミアリーグのシーズンが始まる事もあって、ユナイテッドのユニフォームが自分へのプレゼント。
サードユニフォームを確かめてから決めるので、まだ届いてないけどね。
そのユナイテッドには今年は期待しているんだけど、2戦目にして勝ち点を落としているので、過度な期待は禁物かな。
若手の選手がかなり良いし、新加入選手も期待できそうなので、焦らず楽しみます。
移籍期間も明日まで、色々とどうなるかね。
暑い夏はスタジオに限ると、いつも冗談で言っているんだけど、近年は本当にそうだよね。
やっと夏の終わりが見えてきたけれど、今度は台風往来など。
ライブ関係は大変だ。
やっぱりスタジオに限るな。笑
みなさん、気をつけてくださいね。
今はスタジオに集中できる時間なので、それを堪能してます。
新しい音を作っている時が1番楽しいんだ。
産みの苦しみ、とよく言うし、それは確かにそういう時もあるんだけど、基本的には全然苦しまずに作ってます。笑
幸せものだねー。
2024.07.17 FIGHT & PRIDE TOUR終了 =TAKESHI=
FIGHT & PRIDE TOURも無事終了しました。
何だか、やたらと忙しい日々を過ごしてました。
ツアーと同時に制作に追われる案件があって、おまけにユーロ2024にコパ・アメリカ。
これでは忙しくても仕方ない。
後ろの2つは自業自得だねー。
このツアーは新曲2曲のお披露目のツアーでした。
その2曲、FIGHT & PRIDEとCRY BOYは完成してから発表まで1年以上の間が空いた作品。
主題歌となったアニメの関係上そうなったんだけど、この曲達は出来た時から「早くやりてー」と思っていた曲だったので、
やっと発表できて嬉しかった。
この曲を作っていた時はウクライナでの戦争という、想像もしていなかった事が起きた時期。
「戦い」をテーマに考えていたので、どうしてもそこからの影響を受けてしまいました。
すぐにそういう重いテーマの影響受ける所が自分の良くない所だとわかってはいるんだけどね。
まぁ、性分という事で仕方ない。
テーマはともかく、特にF&Pはライブで熱くなれる曲なので楽しんでほしい。
ロックバンドの曲はライブハウスで育っていくもの。
これからもこの2曲、よろしくね。
それと今回、ほとんど新曲状態な曲「PEOPLE POWER」を、とても久しぶりに演りました。
#3のツアー以来だから、初めての人も多かったのでは?
突然思い出して、やりたくなっただけの、特に意味はない選曲だけどね。
その意味では、新曲3曲!と言っても良いツアーだったかも。
あとはメンバーやスタッフからのリクエスト曲もセットリストに入れたりしています。
忘れている曲もあるんだよね。笑
東京、名古屋、大阪、たくさん集まってくれてありがとう。
また、やろう!
このツアーの熱気を、そのままスタジオに持ち込んで、新しい挑戦を始めるよ。
今後のAA=にも期待してください。
2024.06.03 餓狼伝: The Way of the Lone Wolf =TAKESHI=
Netflixアニメ『餓狼伝: The Way of the Lone Wolf』が公開になり、しばらく経ちました。
もちろん、もうみんな観たよね?
この作品はオープニング曲、エンディング曲が共にAA=。
そして劇伴(劇中で流れる音楽ね)も上田剛士担当という事で、始まりから終わりまで歪サウンドを楽しんでもらえます。
それってすごいアニメだよね。
この物語の原作は夢枕獏さん。
みんな知ってる説明要らずの方。
オレも夢枕獏さんの作品は多数、楽しませてもらっています。
そして監督は「錆喰いビスコ」でもご一緒させていただいた碇谷監督。
2作目という事で、前回よりさらに深みを増す事が出来たんじゃないかな。
劇伴では、錆喰いビスコでも一緒だったYOUTH-K!!!に今回も来てもらった。
AA=でも聴ける激しいドラムは今回も健在!
そしてAA=のマニピュレーターもやっているRyo Kamizuruにも参加してもらいました。
Kamizuruくんの作った曲をオレが監修した曲や、2人で共怍した曲もあります。
餓狼伝は戦う男たちの物語だけど、その中の1人、藤巻十三という男に焦点を当てたのが、今回の物語です。
原作では主人公ではなく、主人公と対峙するキャラクターの1人だけど、
その藤巻を主人公にした原作とは別のサイドストーリー的な物語。
原作の物語の裏では、この様な話が展開されていた、という面白い組み立て。
アニメだけではなくて、原作と共に楽しむとより深く理解出来るよ。
マンガでも展開されているので、マンガの方が好みの人は、そちらでも楽しめます。
また別の世界観で楽しめると思うよ。
そんなアニメ『餓狼伝』に負けない音を作らなくてはと、コロナ以降ひさしぶりのフルスロットルで作った曲が
『FIGHT & PRIDE』。
戦いがテーマだけど、ただ戦いの歌という意味だけではなく、戦うという事の意味まで考えたんだ。
戦いたくて戦うヤツばかりではない。
戦いたくないが、戦わずにいられない状況に追い込まれる事もあるし、多くはそうかもしれない。
藤巻もそう。
オレにもあったし、みんなだって同じような事があるかもしれない。
もちろん戦いとは腕力的な意味だけでは無いよ。
人生はある意味、戦いの連続だもんね。
それと対をなす曲が『CRY BOY』。
監督からのリクエストで藤巻の心情、そしてアコースティックな雰囲気というテーマがあり作ったけれど、
これもまたFIGHT & PRIDEと同じテーマなんだ。
オープニング、エンディングという形で、この2曲を作る事が出来たのは本当に特別な事でした。
餓狼伝の劇中の曲を作り始めたのは2年前。
そしてOP/EDの2曲のレコーディングをしたのは、実はもう1年も前のことになるのだけれど、
やっとみんなに聴かせることができました。
長かったな。
次はライブで演るのが楽しみだ。
FIGHT &PRIDE TOURはオレたちの新たな章の始まりを告げるツアー。
全会場を歪ませるので乗り遅れるなよ。
みんなでブッ壊れようぜ。
そして、この曲を形するにあたり、欠かせない人がいました。
MADのSCARYをテーマにリングに上がり続けていた、天下無双の火の玉ボーイ、五味隆典くん。
この曲を作っている時から、五味くんには関わって欲しいとずっと考えていたので、
ジャケット、MVと協力してもらえて本当に嬉しかった。
五味くん、ありがとうございました。
FIGHT & PRIDEツアー中、五味くんもまたリングに立ちます。
共に自分たちの戦いを戦い抜こう。
2024.03.26 RESPECT FOR =TAKESHI=
昨年リリースしたカバーアルバム「TEENAGE DREAMS」。
そのCDのライナー?ブックレット?に使用する目的で昔の写真が欲しいと言われていた。
写真はそれなり多く撮られてきたけれど、自分の写真を見返してみるなんて事はしないので、どこに何があるのかもよく分からない。
とりあえずそこら中ひっくり返してみるしかなかった。
そして見つけた1枚の写真。
とある場所の雪深い山道。
車にチェーンを巻いているオレと、その後ろでカメラ目線で微笑んでいる人がいる。
バクチクの櫻井敦司さんだ。
おそらく、まだみんな20代だった頃の1枚だ。
昨年末のバクチクの武道館でのライブは、
櫻井さんの訃報後の初めてのライブという事で、その場にいる全員がある種の緊張感に包まれていたと思う。
新しいスタートを切ったバクチクは、見事にこの難しい状況を乗り切った。
もちろん何が正解は本人達にもわからないだろう。
それでも、ただ前に進むんだ。
メンバー自身のため、ファンのため、あっちゃんのため。
理由は何だって良いよね。
バンドはそこに存在し、鳴らすべき音と場所がある。
それだけで十分だ。
少しばかり親しい付き合いをさせてもらっているオレには、少なからず「どうするのでしょうね?」と聞いてくる人もいた。
もちろん答えは「知らない」だ。
本人達だって答えが見えているとは思えない。
外野がわかる事などあるはずが無い。
分かる事はみんなと一緒。
彼らは「前に進む」と言っているから前に進んでいくんだろう。
それは想像するに簡単ではないだろうし、迷い道、間違った道、色々とある事もあるだろう。
でも前に進む、それがバクチクの答えだし、素晴らしいじゃん。
バンドなんて、そんなもの。
どれだけデカい会場をいっぱいにしようが、どれだけ札束が舞う状況を生んで、そこに多くの人間が群がって来ようが、
結局のところバンドはそのメンバーの気持ちと音が全てだ。
このメンツで鳴らしたいから鳴らす。
それだけだ。
バンドなんて、そんなものだし、だからきっと素晴らしいんだと思う。
20代の頃のその写真。
それはプライベートでバクチクと彼らの仲間達で遊びに行った時の思い出の一枚。
何故だかその集まりに誘ってくれて、彼らとは別に自分の車で参加した。
バクチクのメンバー達は雪山仕様にしてある車でスイスイ進む。
オレはノーマルタイヤでトランクの中にチェーンを積んでいた。
山道に入りしばらく進むと、さすがにヤバそうになってきた。
オレはチェーンを付けて後から行くから先に行ってて、と彼らに伝えた。
だけどさ、彼らはオレがそのめんどくさいチェーン付作業をしている間、雪山の中で待っていてくれるんだ。
「気にしないで、先行ってて」と言っても、何も言わずに待っててくれている。
雪のぶつけっこをしてワチャワチャしている姿が、オレの後ろでチラチラしている。
そんな中、櫻井さんが「手伝うよ」とやってきてくれた時の写真がそれだ。
バクチクのメンバーってそういう人達だ。
上手く伝わるか分からないけれど、子供の頃に親戚のお兄ちゃん達に会っていた時の様な感覚。
飾り気も高飛車な所も無く、謎の包容感で受け入れてくれる人達。
日本を代表するロックスターである彼らの、オレが感じた彼らの素の姿の感想だ。
今井寿という人はオレにとって特別な人だ。
ただの横浜のバンドマンだったオレに対し、初対面で「ファンだ」と言ってくれ、その時からまるで仲間であるかの様に接してくれた。
何者でも無いオレをね。
その今井くんが無条件に受け入れてくれたオレを、また彼の仲間であるバクチクのメンバーも無条件で仲間に入れてくれた。
それから30年、変わらずの付き合いをしてくれている。
人生において、同じ状態が長く続かない事くらいは学んだ年齢になっている。
出会いがあれば別れがある。
当たり前の事だ。
バクチクは新しい章に入った。
バクチクの新しい音は、やっぱり”5人”で作り上げている音である事には変わらないだろう。
バンドって、そんなものだ。
新たな章を楽しみにしています。